■今回、ガイドする動画
記事をご覧になる前にぜひ動画をご覧下さい。
■八方高原駅
冬季はスキー・スノーボード等のウインターレジャーで賑わい、
夏季は豊かな緑に囲まれるリゾート地、八方高原地区の中心駅。
八方高原地区は県境に位置しており、
鉄道もこの駅を境に、路線名が変わっている。
しかし、景下方面と須賀平方面を行き交う乗客が
少なくないことを考慮し、
両方面を直通する電車も設定されている。
■乗り入れ路線
・柳津渓谷線(柳津、景下方面)
・八方高原線(須賀平方面)
・鷹天ヶ原線(鷹天ヶ原、若馬万代方面)
全て若馬鐵道の路線であり、各路線の終点である。
■乗り入れる優等列車
・特急とがみ(渡神、灘浜方面直通)
・特急かえで(渡神、水神方面直通)
・季節特急グランスノー(渡神、水神方面直通)
上記列車は当駅が終着、始発となり、
景下、鷹天ヶ原方面へは乗り換えとなる。
■バス
駅前にはバスターミナルが置かれ、
八方高原地区内を周遊するバスなどが運行されている。
冬季には近隣のスキー場への直行バスもある。
遠距離を結ぶ路線はあまりないが、
季節特急グランスノーと連携した、
グランスノーリレー号が当駅と苗葉国際スキー場間を
季節限定で運行している。
■歴史
・国鉄景虎線の途中駅として開設。当時の駅名は多口(たぐち)駅だった。
・国鉄解体により白猫旅客鉄道の管理駅となる。
・駅名を八方高原駅と改称。
・第3セクター、はっぽう高原鉄道線が開業。
同線の終着駅となる。
短絡ルートの完成により、
同駅周辺は避暑地、観光地として着目を浴びる。
現在の駅の東側の町の基盤は当時から作られ始めた。
・景虎線と平行する新幹線が計画される。
周辺が急峻な山に囲まれているため、
新幹線は同駅は通らず、迂回されることが決まる。
・新幹線開業。若馬エリア鉄道組織再編に従い、若馬鐵道の管理駅となる。
新幹線開業後も渡神方面からの特急は存続した。
・同駅の西側が再開発され、アウトレットモールが開業。
(続く)
駅の東側の町並み。避暑地としての色合いが強い。
駅の西側はアウトレットモール、遊園地があり、東側と趣が異なる。
■裏話
1:2時代は途中駅だったのであまりパッとしなかったかしれませんが、
1:1化移行は動画の始まり、終わりに登場する終着、試着駅となり、
目に留めていただいた方もおられるのではと勝手に思っております。
"新"と銘打ってからは景下よりもむしろこちらが中心的な位置付けに
なってしまいました。
いやいや、『なってしまいました。』というのには語弊があります。
八方高原は今後の展開の中でも重要な役割を担うことになります。
そういえば、↑でも見知らぬ地名がチラホラしていますよねぇ。
八方高原という地名の元ネタは八方尾根スキー場からきております。
でも、この駅の境遇自体は妙高高原駅に限りなく近くなっています。
沿線内でも有数の観光地の玄関駅でありながら、
新幹線は迂回し、在来線は経営分離される…。
駅前自体は八方高原みたいに盛り上がってることは
残念ながらないんですけど、
標高がなければひょっとしたら新幹線駅になってるような位置です。
もしそうだったら駅名で論争なんてなかったでしょうしね、たぶん。
上越妙高駅ができたところで、
北陸方面からはアクセスしやすくなりますが、
首都圏方面からは大して今までと変わらず、
長野駅から第3セクター化された信越線か
急行バスが一番手っ取り早いアクセス方法。
北陸方面からのお客さんの増加を期待しているようですが、
それがどれほどのものなのでしょうね。
妙高高原駅のWikipedia(こちら)を見ると、
より一層楽しめるでしょう(((
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